キスミレ類・有茎種 

31A-2.フギレオオバキスミレ

【フギレオオバキスミレ】
北海道南西部に分布する。
全体に大型で、
葉が深く切れ込んだもの。
オオバキスミレより高所に分布するが
重複する地域もある。
しかし混生はしない。
生態はオオバキスミレと
変わらない。

根茎は長く横走する。
【オオバキスミレ】
黄色い中輪で上弁の裏側に赤い筋が入る。
芳香がある。

低山から高山の明るく湿り気味の林下、林縁、草地。
地表近くを横走する根茎で増殖し群生する。
生育環境による形態の変異と
地域的変異ちが混同され
変種、品種の扱いが混乱している。
山間部では田の畔に繁茂する雑草として
抜いて捨てられている事がある。


←「すみれ図鑑」トップに戻る    「有茎種もくじ」に戻る    「すみれ花色合わせ」に戻る→


inserted by FC2 system