ミヤマスミレ類・無茎種 

22-1ヒュウガスミレ(極遅咲)

◆ヒュウガスミレ

コミヤマスミレの
地方変種と思われる。

以前は
コミヤマスミレとニョイスミレの雑種と
認識されていたもの。

四国南部と、九州南部に見られる。

葉や、葉柄が淡緑色でやや硬く
コミヤマスミレよりも
明るく乾燥気味の所に
生息する。



◆コミヤマスミレ
白の中輪で、先の尖った短い唇弁に
紫状が入る
横長方形の花型でがくは反り返る

山地の渓流沿いのやや暗く
空中湿度の高い林下、林縁

粗い微毛の目立つ葉で、
夏はやや大型のロゼット状になる
西日本では葉の地色、
斑の入り方が様々で非常に美しい。
根の先から不定芽を出し群生する事が多い

高尾山

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