すみれノート 

生徒 ちしゃ猫
「すみれ」とは 

*すみれは春を告げる野草として、
洋の東西を問わず古くから愛され、親しまれてきました。

*キリスト教圏内では謙虚と誠実のシンボルとして
聖母マリアの花と言われる事もあります。

*『すみれ』は「スミレ科スミレ属植物」の総称で世界に4〜500種あり
日本には56種あります。

*すみれにはランのような驚くほどの多様性は無く、
海外の特殊な環境に見られる物を除けば、
「これでもすみれ!?」という外観のものもありません。
花に詳しくない方が見てもどことなく
「すみれらしさ」を感じさせる独特の雰囲気を持っています。

*すみれの多くは環境のえり好みが強く、
自らに合った環境では雑草の様に繁殖する反面、
合わない環境では全く育たないという頑固な性質を持っています。
(湿地性、乾燥気味、日向、日陰、北方性、南方性、高山性、等々)

*いきなり庭に植えても、寄せ植えをしても環境が合わないと根付きません。
すみれは小さな鉢で育てられます。
より珍しい種類を追い求めるより、育てて楽しむのであれば
より美しい栽培容易なすみれを選んで欲しいものです。

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*色鮮やかで自己主張の強い花へと改良されたパンジー(ビオラ)は、
同じスミレ科に属しますが、
すみれとは全く異なる美しさを持つ花となりました。
(田淵誠也著 すみれを楽しむより)

 
すみれ歴 まだまだチンプンカンプン

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