すみれノート

生徒 ちしゃ猫
  2007.09.13 9月の作業

虫の音も心地よく
秋の訪れを感じられます。
最低気温が20度近くまで下がると
高温時に休眠していた菌の活動が再開れるとの事。
涼しい夕方を選びそうか病予防を
週2回、2週間程すると良いと教えて頂きました。

今年の夏は歴史的猛暑の影響でバテ気味の
すみれのケアをはじめました。

まずは数日前より
 『帰ってきたアブラムシ」』退治の再開をしました。



普通のスミレは↓土から株があまり飛び出していない

のですが

エイザンスミレの様に積もった枯葉等の上に
顔を出したいスミレさんは

株が土の上↑に出てしまったので

土を足しました。↓



夏の間枯れた花柄(茎の事)を取り除いていたけれど
取りきれなかった花柄を


ピンセットで丁寧に取り除き


表面にちょっとコケの生えかかった土も
取り除き


新しいすみれの土を入れる作業をしました。



今月のワンポイント
日照を好む種類から順番に日除けを外すか、
春の置き場所に戻します。
新葉や閉鎖花の展開が目に見えて多くなった株は
『秋の育成期』に入ったので
液肥を再開します。
いつまでも表面が湿っている鉢は根腐れ予備軍なので
水は控えめにします。
根腐れを起こしている株はすぐに鉢を空けて水洗いをし、
傷んだ根取り除き、
新しい土で植え替えます。


と教えて頂きました。


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2007/09/16 秋の植え替え講座

成育良好→1回り大きい植木鉢に
成育不良→1回り小さく
(根腐れ→水洗い、新しい用土に)

*根腐れの特徴
土にコケが生えている事が多い。
→粗めの土に換える。
成育不良のものは、たいてい根が傷んでいるものが多い。
→乾燥している所に移動するか、植え替える。

*夏の休眠しやすいもの
スミレサイシンの仲間
キスミレの仲間
→成長が遅いので老廃物も溜まりにくいので
植え替えは2〜3年に一度でよい。

*秋冬に成育するもの
ニオイスミレの仲間
サイシンキスミレの仲間
→秋冬に成育するものは今のうちに手入れを
しておけばBetter。

*ツマグロヒョウモンにやられた葉
水分を蒸発させられない為、根腐れをしやすい。
→水のやりすぎに注意。

*9月→葉が展開するうちは窒素(ハイポネクス等)
*10月→リン酸、カリ。(草木灰の上澄み等)


と新たに教えて頂きました。



で、窮屈そうになっていたものと
根腐れを起こしていたのを新しい土に植え替えました。


 
すみれ歴 まだまだチンプンカンプン

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