タチツボスミレ・有茎種 

45A-3.シチトウスミレ

【コタチツボスミレ】
全体に小型で葉の基部が平らになる
タチツボスミレの変種
母種であるタチツボスミレとは変種以上に変化が
進んでいると思われるが
タチツボスミレ類の雑種は稔性を持つ事が多く
湿地では区別が不可能になる




コタチツボスミレは
大きく分けて2 系統ある
1)日本海側(北陸〜九州北部)
(日本海型)
主に低山に見られるほふく生が強く
根生葉もやや切れ型になるもの

2)太平洋側(南関東〜九州南部)
(太平洋型)
山地のやや位林下、渓流沿い等に見られる
根生葉は切れ型にならないもの




 08.03.シチトウスミレ(別名ツヤスミレ)
【シチトウスミレ】
交雑紀元の中間型の存在も
自体を複雑にしている
シチトウスミレ(別名ツヤスミレ)や
(瀬戸内海周辺に見られる海岸生のすみれ)
四国のケイリュウタチツボスミレも
コタチツボスミレ的な特徴をもつ

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