キスミレ類・有茎種 

31BA.エゾキスミレ

【エゾキスミレ】
北海道の蛇紋岩地にある オオバキスミレの亜種
全体に小型でがっしりとしており
濃い紫色を帯びる

葉は輪生状で光沢がある
葉は上部のものほど卵形で
先は尾状にとがり
花の時期には表側に巻く傾向が強い

オオバキスミレよりやや色が濃く
サイズも小さい


オオバキスミレ
黄色い中輪で上弁の裏側に赤い筋が入る。
芳香がある。

低山から高山の明るく湿り気味の林下、林縁、草地。
地表近くを横走する根茎で増殖し群生する。
生育環境による形態の変異と
地域的変異ちが混同され
変種、品種の扱いが混乱している。
山間部では田の畔に繁茂する雑草として
抜いて捨てられている事がある。


04.05.31北海道

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