キスミレ類・有茎種 

31A-1.ナエバキスミレ

【ナエバキスミレ】
上越地方から東北南部の地方の
亜高山帯に見られる
オオバキスミレの変種。
(オオバキスミレが小型化したもの)

茎が紅紫色を帯び、
葉は肉厚で光沢がある。
根茎を横に延ばしても増える。

【オオバキスミレ】
黄色い中輪で上弁の裏側に赤い筋が入る。
芳香がある。

低山から高山の明るく湿り気味の林下、林縁、草地。
地表近くを横走する根茎で増殖し群生する。
生育環境による形態の変異と
地域的変異ちが混同され
変種、品種の扱いが混乱している。
山間部では田の畔に繁茂する雑草として
抜いて捨てられている事がある。

ナエバキスミレとオオバキスミレの葉の大きさの違い


13.04.16 ちしゃ猫宅
13.04.16 ちしゃ猫宅


13.04.16 ちしゃ猫宅

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