ミヤマスミレ類・無茎種 

14A_1.フジスミレ

【ミドリフジスミレ】
栃木から群馬にかけて分布する
根から盛んに不定芽を出して増殖する地方変種

ヒナスミレに比べ、葉は丸く
花は藤紫で平開するなど違いがある

斑入の方が多く、班の入らないのを
「ミドリフジスミレ」と呼ぶ

【フジスミレ】
葉に斑の入るもの
群生した場所では花付きが悪い
花色はミドリフジスミレより薄い

ヒナスミレ
中輪で淡いピンクの花を一度に咲き揃える。
山地の落ち葉の積もった空中湿度の高い林下。
夏もあまり大型にならない中型のすみれ。
葉先は鋭く元の方は深い心臓型。

春葉の表側は深緑色で裏側は紫色を帯びる。
一定の日照がないと花を付けない場合がある。
西日本に行くほど少なく、
根から不定芽を出して増殖するものが多くなる。





↑ミドリフジスミレ  フジスミレの葉↑
14.04.17 栃木

ミドリフジスミレの葉とフジスミレの葉

フジスミレは葉に斑が入る。
花色はミドリフジスミレより薄い

14.04.17 栃木

14.04.17 栃木



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