ミヤマスミレ類・無茎種 

13A_ヒトツバエゾスミレ

【ヒトツバエゾスミレ】
栃木県から群馬県にかけて分布する
左右対称でない切れ込み葉を出すもの
葉以外は母種と変わらない

各地からエイザンスミレの単葉型の報告があるが
より詳しい研究が必要である
エイザンと混生する場所では
中間型も見られる

純白花に【ナルカミスミレ】というのがある
エイザンスミレ
中輪から大輪まで淡いピンクから
濃紅紫まで。
花弁の縁が波打つものが多い。
芳香
山地のやや暗く湿り気味の林下、林縁。
ヒゴスミレより成育する環境の
幅が広くより一般的。

夏葉や実生第一葉が3裂するのが
ヒゴスミレとの最大の違い。
夏葉はかなり大きくなり
直径 20センチを越える事もある。
写真をクリックすると大きな画像で見られます↓

(白系ほんのり色が有り紫条も有)14.04.17 群馬
     【すみれ白い花の呼び方】
『シロバナ』
 花色が白ではない種類の花から
 色が抜けたもの。
『純白』
 花弁の筋(紫条)も抜けたアルビノ(白子)個体です。
 「準白花」は白花に花弁の筋(紫条)のみ残ります。
『オトメ』
 純白花で花の後ろの袋(距)のみ色の残るものを
 「オトメ型」と言います。

  

14.04.17 群馬

14.04.17 群馬

11.04.29 群馬



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