ミヤマスミレ類・無茎種 

12.ナンザンスミレ

ヒゴスミレの母種
(ヒゴスミレはナンザンスミレの一部)で、
ヒゴスミレとエイザンスミレの雑種や
中間型ではない。


日本では対馬の山地の林下、林縁生息。
どちらかと言うと、明るく乾燥気味の場所に多い。

中輪からやや大輪で、
白から淡い淡紫色まで変化が多い。
ヒゴスミレとエイザンスミレと共に
全てに強い芳香がある。




大陸のナンザンスミレはヒゴスミレ型のものも多く、
朝鮮半島南部程、やや裂片の広いものが現れるが、
夏葉が元から3つに分かれるものは無い。
エイザンスミレとは非常に近縁で
雑種には全て稔生が有る。



10.04.03ナンザンスミレ(白系)
(ツシマナンザンスミレ)

12.03.27ナンザンスミレ(白系)
(ツシマナンザン 配布種)



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