ミヤマスミレ類・無茎種 

9B.フイリゲンジスミレ

中輪で鮮やかな紅紫色
やや筒咲きで花弁は反り返らない
また花弁はやや細く他の花弁とのすき間が目立つ
芳香は無い。

朝鮮半島、中東頭部、ロシア極東地方原産
明治時代(?)に持ち込まれ、栽培されたものが
各地の人家周辺で移出している
特に盆栽の下草に好まれ
盆栽に付いて広まったように思われる

葉は丸く暗緑色の地に葉脈沿いに非常に鮮明な
白斑が入るのが特徴

葉裏が濃い紫色を帯びる事から
”紫式部””源氏物語”を連想し命名されたと言われる
夏はやや大型になり葉数も多くロゼット状に展開する
気難しいすみれの代表で極端に移植に弱く
直播きで栽培すると良い。

☆シロバナフイリゲンジスミレ
日本で栽培中に選別された。

08.03.30ちしゃ猫宅(配布種)

08.03.30ちしゃ猫宅(配布種)



←「すみれ図鑑」トップに戻る    「無茎種もくじ」に戻る    「すみれ花色合わせ」に戻る→



inserted by FC2 system