ミヤマスミレ類・無茎種 

9A.ゲンジスミレ

中輪で肌色に近いくすんだ桃色
開花後退色しやすい
距は細長く、芳香のあるものが多い。
山地の明るく乾燥気味の林下、林縁。
時に山間部の人家周辺の路傍
石垣にも生育する。

葉裏は紫色を帯び、表面は濁った深緑色
短毛が生えている
はっきりとした白斑の入る物は知られていない。
【イヨスミレ】
朝鮮半島系のゲンジスミレと言われる。
若い葉には細毛があり、表面は緑色、
ときに葉脈に沿って淡い白斑がある。
裏面は淡緑色で、ときに紫色をおびている。
一説に満州・朝鮮を南下して氷河時代
日本に分布していたものが瀬戸内海・対馬海峡によって
大陸と隔離されたのち腰折山に生き残った
植物で有ろうと言われている。

14.05.02 富士山

10.04.07イヨスミレ(配布種.愛媛県)

14.05.02 富士山

09.05.02和田峠

14.05.02 富士山

08.03.30ちしゃ猫宅(配布種.大月)

08.03.30ちしゃ猫宅(配布種.大月)

08.03.30ちしゃ猫宅(配布種.大月)



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