ミヤマスミレ類・無茎種 

カクマスミレ
アカネスミレ×ゲンジスミレの交雑種
1966年、 浜栄助氏が諏訪市角間新田で発見した自然交雑種。
普通、葉の両面には毛が多く裏面は紫色を帯び、葉は卵形から広披針形をしている。
花は中形、淡紅紫色、紫条が多い。側弁の基部には毛が目立ち、距は紅紫色で細長く、扁平の円筒形をしている。
発見地の諏訪地方ではゲンジスミレ型とアカネスミレ型が生息し。
ゲンジスミレ型の葉は葉脈が目立ち、葉裏の紫色が濃く、
アカネスミレ型は葉柄は斜め上を向き、 葉は卵状披針形で、毛が密生している。

  
(アカネスミレ)
×   
(ゲンジスミレ)
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14.05.02.富士山
(アカネ型と思われる)

14.05.02.富士山



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