ミヤマスミレ類・無茎種

  4_1.シロバナコスミレ(早咲き)
   (別名:シロバナツクシコスミレ)


紫条の無いコスミレの純白花(アルビノ種)
「シロバナコスミレ」を
'シロバナツクシコスミレ'と記する図鑑等が有りますが
ここでは【Flora of Japan, Vol. IIc】)に習い
『シロバナコスミレ』と記します。

同じ様に白っぽいコスミレも
'ツクシコスミレ'とは記せず
『コスミレ(白系)』と記します。

また コスミレの側弁の元に
毛の有るものを
ヒゲコスミレ(西日本に多い)」と
記す図鑑等も有りますが
ここでは「コスミレ(有毛)」と記します。

☆☆☆ ◆コスミレ
中輪で花色は変化が多く青紫〜赤紫の濃淡。
東日本には淡青紫のものが多い。
西日本には芳香のあるものが多い。

平地から山間部の人家周辺に多い。
時に山地のやや暗い林下、林縁にも生育する。

名に反して夏はかなりの大型の葉をつける。
根も深く広がり地下部の大きさも
かなり大きくなる。


この個体は栽培されていた広島県原産の純白花が
逃げ出したもの。すっとする芳香がある(S氏より提供)

◆コスミレ
普通に見られる青紫系のコスミレ

12.04.13コスミレ(白系)大垂水

12.04.13コスミレ(白系)大垂水



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