「すみれメモ」番外
すみれさんのサイトや図鑑を見ていると私の知らないすみれの名前が沢山あり調べてみました。
中には今は使われていない名前や、(最近でも)見た目で判断して、新しい名前を付けて発行している図鑑もあるので・・・・
最初 私はそれが品種と思ってしまっていました。
でも世界的に認められた、染色体数等を調べて学術的に分類された物件がちゃんとある事を知りましたので
(「マキノスミレ」や「オトメスミレ」等の様にすでに市民権?を持っているものは別として)
私の「すみれメモ」では()書きで(有毛)(無毛)(オトメ型)(東海型)(四国) ◎◎スミレ×○○スミレ 等の様に記する様に心がけました。
(実は名前多くてなかなか覚えられないので一番簡素で、
世界に認められている学術的分類 【Flora of Japan, Vol. IIc】 を参考^^;です   ^^ゞ)

例えばヒメミヤマスミレ等は基本種と南方型 東海型と地域によって基本種と明らかに違いが分かる(「マキノスミレ」の様に)ものに
また新しい名前を付けてしまうと私等は混乱してしまうので 品種名+(東海型) の様に記する事にしました。
普段使われているものも、そうでないものも φ(。。)メモメモッ  ひたすらφ(..)メモ φ(。。)メモメモッ です^^;)

【すみれの世界も日々進歩しています。亀の歩みとなりますが分かる範囲で訂正、更新をしていきたいと思いますm(_ _)m】

ア行 ○○○ ○○○
○○○ アスマスミレ スミレ×アカネスミレ 自然状態で見いだされたが記載は余り判然としない。
○○○ アズマスミレ スミレ×スワキクバスミレ[ヒゴスミレ×ヒカゲスミレ] (片親がスミレのもの)
○○○ アソキクバスミレ アカネスミレ×ヒゴスミレ 本田清孝氏の発見による。両母種が接近して生育する地域では時としてみられる。
○○○ アルガスミレ スミレ×サクラスミレ 浜栄助氏の発見による。植物体は両親のほぼ中間型。
○○○ イヨスミレ ゲンジスミレの別名
○○○ イワフネスミレ オオタチツボスミレ×ナガハしスミレ の交雑種
○○○ ウンゼンスミレ (フイリ)シハイスミレ×アカネスミレ 雲仙岳で採取されたものという
○○○ スミレ エイザンスミレの別名 
○○○  シロバナエスミレ エイザンスミレの純白花 古くから育てられている四国原産の純白花のエイザンスミレ
○○○  ヒトツバエスミレ エイザンスミレの一系 関東北部に見られる葉が単葉で左右対称でない葉の切れ込みをする。葉以外は母種と全く変わらない。
○○○  ナルカミスミレ ヒトツバエゾスミレの純白花 発見地の群馬県鳴神山にちなむ。
○○○ スミレ スミレ×エイザンスミレ スミレとエイザンスミレとの自然交配によって生まれた。
○○○ オオミヤスミレ スミレ×ノジスミレ 小沢進氏が埼玉県大宮市で発見た。
○○○ オカスミレ アカネスミレ(無毛) アカネスミレの側弁に毛のないもの。
○○○ オクタマスミレ エイザンスミレ×ヒナスミレ 牧野富太郎氏の発表による。両母種が接近して生育する地域では時としてみられる。
○○○ オクヤマスミレ タニマスミレ の別名
○○○ オサカスミレ ヒナスミレ×ヒカゲスミレ 1964年、神山隆之氏が栃木県今市市で発見する。
カ行 ○○○ ○○○
○○○ カクマスミレ アカネスミレ×ゲンジスミレ 両母種が接近して生育する地域では時としてみられる。
○○○ カツラギスミレ シハイスミレ×ヒゴスミレ 小川由一氏の発見による。
○○○ カワギしスミレ マキノスミレ×エイザンスミレ 高橋幹生氏の発見による。両母種が接近して生育する地域では時としてみられる。
○○○ キソスミレ スミレ×ゲンジスミレ 横内斉氏の発見による。
○○○ キリガミネスミレ スミレ×シロスミレ 長野県霧ケ峰で最初に発見された。自然状態で見出されるものは花期が短いものが多い
○○○ コスミレ 学名 Viola japonica Viola japonica:日本のと言う意味
○○○ コマガタケスミレ スミレ×フモトスミレ 奥原弘人氏の発見による
○○○ フイリコマガタケスミレ スミレ×フイリフモトスミレ 当時は独立した種と思われフイリバスミレと記された。(土井光男,竹内亮氏の発見)
○○○ コマキノスミレ 多距型のノジスミレに与えられた俗称(駒木野菫) 
○○○ コワシミズスミレ シロスミレ×サクラスミレ シロスミレとサクラスミレの交雑種。特徴はあまり安定しない。
○○○ コンピラスミレ シハイスミレの品種名。 葉の中央のみに白い一本の斑がはいる。
サ行 ○○○ ○○○
○○○ サガシオスミレ スミレ×ヒナスミレ 鈴木進氏が山梨県嵯峨塩鉱泉付近にて発見。
○○○ シナノスミレ マキノスミレの変種(有毛)(別名:シンシュウスミレ) 田中貢一氏が木曽谷で発見(1902)木曽谷南部のみで確認.小型のスミレ
○○○ スミレ 学名 Viola mandshurica Viola mandshurica:満州のと言う意味
○○○ スルガスミレ ノジスミレの別名 
○○○ スルガキクバスミレ フモトスミレ×エイザンスミレ 木村敏郎氏の発見。両母種が接近して生育する地域では時としてみられる。
○○○ スワスミレ エイザンスミレ×ヒカゲスミレ 両母種が接近して生育する地域では時としてみられる。
○○○ スワキクバスミレ ヒゴスミレ×ヒカゲスミレ 両母種が接近して生育する地域では時としてみられる。
○○○ セナミスミレ イソスミレの別名 
タ行 ○○○ ○○○
○○○ タナオスミレ フモトスミレ×ヒゴスミレ 三重県種生小学校の児童によって発見れた。両母種が接近地域では見られる。
○○○ ツクシコスミレ 白系のコスミレ 日本全国何処でも見られる 白系のコスミレ
○○○ トウカイスミレ ヒメミヤマスミレの東海型 ヒメミヤマスミレは特徴のあるグループ(【標準型】【東海型】 【南西型】)があり,その内の一つ
ナ行 ○○○ ○○○
○○○ ナギソスミレ スミレ×マキノスミレ 奥原弘人氏の発見による
○○○ ナゴウスミレ マルバスミレ×フモトスミレ 埼玉県(名郷)で発見された
○○○ ナルカミスミレ ヒトツバエゾスミレの純白花 発見地の群馬県鳴神山にちなむ。
○○○ ナンザンスミレ ヒゴスミレ の母種
ハ行 ○○○ ○○○
○○○ ハグロスミレ タカオスミレの別名 
○○○ ハコネスミレ シコクスミレ の別名
○○○ ハリマスミレ スミレ×アリアケスミレ 三木順一氏の発見による。一見キリガミネスミレに似る
○○○ ヒュウガスミレ コミヤマスミレの地方変種と思われる以前はコミヤマスミレとニョイスミレの雑種と認識されていた.四国南部,九州南部に見られる
○○○ ヒラツカスミレ ヒゴスミレとエイザンスミレ の交雑種
○○○ フジスミレ(斑入が普通) ヒナスミレに比べ葉は丸く花は藤紫で平開するミドリフジスミレ(斑は無い)栃木から群馬にかけて分布.根から不定芽で増える地方変種
○○○ ミドリフジスミレ フジスミレの斑の無いタイプ 他はフジスミレに準ずるが若干フジスミレより花色の濃いものが多い。
○○○ ヘイリンジスミレ スミレ×アリアケスミレ 長沢光男氏の発見による。植物体は両親の中間型
○○○ ホウフスミレ スミレ×シハイスミレ 山口県防府市で一番最初に見つかり命名された。
マ行 ○○○ ○○○
○○○ マルバケスミレ エゾアオイスミレ の別名
○○○ ミツモリスミレ(斑が入る) マキノスミレ(シハイスミレ)×フイリフモトスミレの交雑種 片親がシハイスミレでも可 【Flora of Japan, Vol. IIc】より
○○○ ミドリミツモリスミレ マキノスミレ(シハイスミレ)×フモトスミレ の交雑種
○○○ ムラカミタチツボスミレ タチツボスミレ×オオタチツボスミレ の交雑種
○○○ モチヅキスミレ スミレ×コスミレ 望月昇氏の交配による。両母種が接近して生育する地域では時としてみられる。)
ヤ行 ○○○ ○○○
○○○ ヤシュウスミレ サクラスミレ×フモトスミレ ヤシュウ(野州)とは旧「下野国」の略称
ワ行 ○○○ ○○○
○○○ ワカシュウスミレ スミレ(無毛) 側弁の基の部分に毛のないもの
○○○ ワカミヤスミレ エイザンスミレ×マルバスミレ 浜栄介氏が長野件諏訪市富士見町若宮で発見。


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